権座でニゴロブナ稚魚放流しました

2011年07月04日

 権座の会スタッフ at 15:38 | Comments(1)
6月19日に権座で放流していたニゴロブナの稚魚(大きさ約2センチ)を西の湖に放流しました。
この日は、東京の和光大学の学生さん14名も参加していただき、権座地区の取組についての体験研修を実施されました。
限られた時間でしたが、作業や、バンブーハウスなどに関心を示していただき、権座の取組に興味を持たれたようです。
以下、その後の研修に対する意見を頂きましたので、主なものを、皆様にご披露します。

今日の・会員制度、NPO、大学との連携を通じて外部の視点をとりいれ、柔軟かつ迅速に多様な実験を試みている様子が非常に興味深かった。里山の竹をビニールハウスやカボチャ棚のフレームに生かす試みは面白かった。

・定期的に来町して里山保全に協力しているNPOとは具体的にどんな団体なのでしょうか?そうした関連団体とも交流できるとよいと思った。

・権座弁当がとても美味しかった(とくに黒豆、玉ねぎの餡かけ、お麩のからし和え)。弁当箱は便利ではあるが、大皿や鉢にから取り分けるようにしたら、こうした料理が供される本来の形に近かったのではないかとも思った。料理をみんなで囲む雰囲気をもっと味わいたかった。

・もう少し時間があれば、調理、盛りつけ、片付けなどご指導を受けながら一緒に作業し、食文化・生活文化等についての理解を深められたように思う。(岩本研では頂いたレシピをもとに早速黒豆を煮てみたそうですが、豆が古かったためか、あえなく失敗。近々新豆と再チャレンジの予定。)

・営農組合や「守り育てる会」の活動は、「権座サポーター」の会費や酒・特産品販売による収入で十分賄えているのだろうか。公的機関等からの助成も受けているのだろうか。マンパワー的にも、経済的にも、かなり「持ち出し」が多いような印象を受けたが・・・。

東京の大学生が、初めての訪れた場所「権座」にこられて、これだけの興味を示していただくのは、やはり「権座」はまだまだ魅力を秘めている宝物ではないでしょうか。われわれPJメンバーも、現時点の行動と共に次世代へどう受け継ぐか考えていかなければならないと思います。(文責大西)



この記事へのコメント
大西さま、会のみなさま
コメントの掲載、ありがとうございます。
「権座」訪問、得がたい機会でした。
追加の資料も送って頂き、たいへん感謝しております。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 長尾洋子 at 2011年07月08日 18:46
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滋賀県近江八幡市にある西の湖には、先人から大切に引き継がれてきた農耕文化と豊かな水辺生態系が調和した、湖国の原風景と言うべき文化的景観があります。私たち「権座・水郷を守り育てる会」は、その象徴的存在である「権座(=唯一現存する、舟でしか行けない湖上の田んぼ)」での様々な取り組みを通じて、この美しい癒しの空間を次世代に引き継ぐため、平成20年10月に発足しました。
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