權座ツアー日記
2009年06月16日
権座の会スタッフ at 11:12 | Comments(0) | できごと
ごぶさたしております。權座・水郷を守り育てる会の大西です。
權座の近況報告をさせていただきます。
このたび、6月8.9.11.12日の四日間、関西にある日興トラベルという旅行会社が、既にご承知だとは思いますが、日本の里百選(これは朝日新聞社主催で山田洋次監督が審査委員長)に選ばれた個所を中心に関西日帰りツアーで15コースを募集されそのひとつに、「近江八幡白王「權座」」というタイトル(サブタイトル「舟で通う田んぼ」)で募集され、上記四日間120名名の申し込みがありまして、奈良方面や大阪市内から毎日観光バスで40人平均白王權座に来られました。
現在の「權座」のシンボル的存在です。
(今年權座で復活した「足踏み水車」通称ジャグルマ・ジャカゴといいます。77歳の現役百姓大西利左衛門さんが組み立ててくれました。)
(景観作物畑で植えた「かぼちゃ畑」総勢600株×9個=5400個‥豊作か??女性部が麦わらを敷きました)
日興トラベルの權座ツアーは全日程が終わりました。四日間とも大変な盛況ぶりで地元スタッフも本当に感激しております。
權座に上陸して「何んにも無い田んぼだけの島[權座]へようこそ!」(笑)(東房男会長の挨拶第一声)で始まりましたが、四日間参加者のみなさんが本当に感動されました。
新しく出来たガイドマップをもとに(藤田さんの作です、これまた權座の話題が満載!すばらしい出来映えです!)一生懸命に参加者に説明をしました。
話の素材は山ほどあります(重要文化的景観第一号、權座の歴史、河川改修の危機からの回避、酒米の生産、渡船6号の話、地酒權座の話、ゆりかご水田、景観作物、足踏み水車、困難地不便地での農業をする目的、今回の日本の里百選に選ばれた経緯など‥‥)説明する時間がまだまだ足らないのが実情です。会長の挨拶も日増しにヒートアップ、参加者からは笑いとうなずきの連発!最終日はもうミニ講演会でした(笑)
しかし、参加者は(意外と女性が多く、50歳~70歳前後の方がほとんど)「案内される方が素朴で妙な観光地とは違っていい」「蛙やおたまじゃくし、野鳥のさえずりとなによりもおいしい空気が最高」「こんなにも不便地で野農作業ご苦労様ですね」など、われわれの目的である「この風景を守ること、そして育てること」の趣旨を一人でも多くの方に理解していただけただけでも、案内の甲斐があったと思っています。そして全員が楽しんで「權座」を一周していただきました。
追伸:女性部のつくった「ちまき」大変好評で毎日完売、あたらなかった方から不満が出る始末。うれしい悲鳴が‥(なにせ3本入りで200円の安さです)女性部のメンバーから「もっと高く値段を付けたらよかった(笑)」などのエピソードも。もちろんお酒の問い合わせも沸騰していました。その他、地元産のお米、もち米、白王の黒豆、大豆、じゃがいも(とれたて)なども大人気でした。
地元産の仮設直売所(老人憩いの家駐輪場前)が、開設初日に完売したものですから日に日にバージョンアップして品揃えが増え、大根、玉葱、インゲン豆、真竹のたけのこまでが出荷?されました。特に手作りの「ちまき」なんかは毎日50袋以上買っていただきました。調理・下ごしらえに頑張ってくれた女性部のメンバーも大喜び「ヤッターネ」「よかったネ」など大興奮の坩堝でした。
今後もさらに工夫して、安心して迎え入れできるよう、一旦エネルギーを蓄えて新たに体制を整えたいと思います。
PS:後日旅行会社からお礼のメールの中に「無理に観光地化しないほうがいいのでは‥」と逆に??意見していただきました。その瞬間「はっと!」あらためて気づきました「それが權座のよさなのですね」なぜなら「日本でも船で行く田んぼのある風景はここだけなのですから」、そして、われわれが守るんだという誇りと夢、そして子々孫々に受け継ぐ責務を改めて感じさせていただきました。感謝!
權座の近況報告をさせていただきます。
このたび、6月8.9.11.12日の四日間、関西にある日興トラベルという旅行会社が、既にご承知だとは思いますが、日本の里百選(これは朝日新聞社主催で山田洋次監督が審査委員長)に選ばれた個所を中心に関西日帰りツアーで15コースを募集されそのひとつに、「近江八幡白王「權座」」というタイトル(サブタイトル「舟で通う田んぼ」)で募集され、上記四日間120名名の申し込みがありまして、奈良方面や大阪市内から毎日観光バスで40人平均白王權座に来られました。
現在の「權座」のシンボル的存在です。
(今年權座で復活した「足踏み水車」通称ジャグルマ・ジャカゴといいます。77歳の現役百姓大西利左衛門さんが組み立ててくれました。)
(景観作物畑で植えた「かぼちゃ畑」総勢600株×9個=5400個‥豊作か??女性部が麦わらを敷きました)
日興トラベルの權座ツアーは全日程が終わりました。四日間とも大変な盛況ぶりで地元スタッフも本当に感激しております。
權座に上陸して「何んにも無い田んぼだけの島[權座]へようこそ!」(笑)(東房男会長の挨拶第一声)で始まりましたが、四日間参加者のみなさんが本当に感動されました。
新しく出来たガイドマップをもとに(藤田さんの作です、これまた權座の話題が満載!すばらしい出来映えです!)一生懸命に参加者に説明をしました。
話の素材は山ほどあります(重要文化的景観第一号、權座の歴史、河川改修の危機からの回避、酒米の生産、渡船6号の話、地酒權座の話、ゆりかご水田、景観作物、足踏み水車、困難地不便地での農業をする目的、今回の日本の里百選に選ばれた経緯など‥‥)説明する時間がまだまだ足らないのが実情です。会長の挨拶も日増しにヒートアップ、参加者からは笑いとうなずきの連発!最終日はもうミニ講演会でした(笑)
しかし、参加者は(意外と女性が多く、50歳~70歳前後の方がほとんど)「案内される方が素朴で妙な観光地とは違っていい」「蛙やおたまじゃくし、野鳥のさえずりとなによりもおいしい空気が最高」「こんなにも不便地で野農作業ご苦労様ですね」など、われわれの目的である「この風景を守ること、そして育てること」の趣旨を一人でも多くの方に理解していただけただけでも、案内の甲斐があったと思っています。そして全員が楽しんで「權座」を一周していただきました。
追伸:女性部のつくった「ちまき」大変好評で毎日完売、あたらなかった方から不満が出る始末。うれしい悲鳴が‥(なにせ3本入りで200円の安さです)女性部のメンバーから「もっと高く値段を付けたらよかった(笑)」などのエピソードも。もちろんお酒の問い合わせも沸騰していました。その他、地元産のお米、もち米、白王の黒豆、大豆、じゃがいも(とれたて)なども大人気でした。
地元産の仮設直売所(老人憩いの家駐輪場前)が、開設初日に完売したものですから日に日にバージョンアップして品揃えが増え、大根、玉葱、インゲン豆、真竹のたけのこまでが出荷?されました。特に手作りの「ちまき」なんかは毎日50袋以上買っていただきました。調理・下ごしらえに頑張ってくれた女性部のメンバーも大喜び「ヤッターネ」「よかったネ」など大興奮の坩堝でした。
今後もさらに工夫して、安心して迎え入れできるよう、一旦エネルギーを蓄えて新たに体制を整えたいと思います。
PS:後日旅行会社からお礼のメールの中に「無理に観光地化しないほうがいいのでは‥」と逆に??意見していただきました。その瞬間「はっと!」あらためて気づきました「それが權座のよさなのですね」なぜなら「日本でも船で行く田んぼのある風景はここだけなのですから」、そして、われわれが守るんだという誇りと夢、そして子々孫々に受け継ぐ責務を改めて感じさせていただきました。感謝!