足踏み水車復活!! ニゴロブナ放流!!
2009年05月31日
権座の会スタッフ at 22:26 | Comments(0) | イベント
5/31、親子約20人が参加して、権座で一番小さな3aの田んぼにニゴロブナの成魚を放流しました。
そのまえに、子ども達の目をうばったのは、「足踏み水車」!!
電動ポンプが普及するまでは、この水車を使って、人力で湖の水を田んぼにくみ上げていたのです。
地元農家の蔵から出てきた実物を、当時の記憶を持つお年寄りが、権座に設置してくださっていました。
お手本を見せてもらったら、さっそく子ども達が順番に水車に乗ります。
「こわ~い!!」
「落ちる~!!」
「重い~~!!」
こわがりながらも、みんな楽しそう。
でも、子どもの力ではなかなか水が田んぼにまで届きません。大人たちも童心に返ってキャッキャと叫びながら水車回しに挑戦していました。
一通り水車での水汲みを楽しんだら、次は、田んぼへのフナの放流です。
昔は、田んぼと川や湖とは水路でつながっていて、フナ・コイ・ナマズなど琵琶湖沿岸にすむ魚たちは、春になると、雨の日に上流の浅瀬を目指して流れを遡り、田んぼまで登ってきて、田んぼで交尾し、卵を産み、稚魚は田んぼでぬくぬくと育って、ある程度大きくなってから琵琶湖に帰っていくのが常でした。
しかし今は、圃場整備されて田んぼが乾田化し、排水路はコンクリート張りで落差が大きく、魚は物理的に田んぼにあがることが不可能になったため、ヨシ地などの岸辺で卵を産み、全部ブラックバスやブルーギルに食べられてしまうためにその数が激減している、というのです。
そこで、「ゆりかご水田」です。
たまごを抱えたニゴロブナ(フナズシの原料になる、琵琶湖の固有種です!)の成魚を田んぼに放ち、田んぼで卵を産ませて、稚魚を田んぼで育てます。
今回は、メス5匹、オス8匹が、子ども達の手で田んぼに放たれました。
この田んぼで卵から孵った稚魚は、外来魚に食べられないぐらい大きく育ってから、水田魚道を通って西の湖へ帰っていきます。
権座の田んぼが西の湖の生態系を育むと同時に、魚が元気に育つ安心・安全な田んぼで育つ米「ゆりかご水田米」を権座ファンの皆様にお届けできる、という取り組みです。
稚魚を西の湖に還す日が決まったら、またお知らせします!
最後に、田舟3艘に分乗して、権座の周りを舟で回りながら、岸辺に流れ着いたゴミをみんなで拾いました。
釣り客が落としていったと思われる飲み物やカップめんの容器はもとより、西の湖に不法投棄されたものが流れ着いたと思われるテレビ、炊飯器、ラジカセなどもたくさん拾いました。
こんな美しい場所に、なんでこんなものを捨てるんでしょう…。
そのまえに、子ども達の目をうばったのは、「足踏み水車」!!
電動ポンプが普及するまでは、この水車を使って、人力で湖の水を田んぼにくみ上げていたのです。
地元農家の蔵から出てきた実物を、当時の記憶を持つお年寄りが、権座に設置してくださっていました。
お手本を見せてもらったら、さっそく子ども達が順番に水車に乗ります。
「こわ~い!!」
「落ちる~!!」
「重い~~!!」
こわがりながらも、みんな楽しそう。
でも、子どもの力ではなかなか水が田んぼにまで届きません。大人たちも童心に返ってキャッキャと叫びながら水車回しに挑戦していました。
一通り水車での水汲みを楽しんだら、次は、田んぼへのフナの放流です。
昔は、田んぼと川や湖とは水路でつながっていて、フナ・コイ・ナマズなど琵琶湖沿岸にすむ魚たちは、春になると、雨の日に上流の浅瀬を目指して流れを遡り、田んぼまで登ってきて、田んぼで交尾し、卵を産み、稚魚は田んぼでぬくぬくと育って、ある程度大きくなってから琵琶湖に帰っていくのが常でした。
しかし今は、圃場整備されて田んぼが乾田化し、排水路はコンクリート張りで落差が大きく、魚は物理的に田んぼにあがることが不可能になったため、ヨシ地などの岸辺で卵を産み、全部ブラックバスやブルーギルに食べられてしまうためにその数が激減している、というのです。
そこで、「ゆりかご水田」です。
たまごを抱えたニゴロブナ(フナズシの原料になる、琵琶湖の固有種です!)の成魚を田んぼに放ち、田んぼで卵を産ませて、稚魚を田んぼで育てます。
今回は、メス5匹、オス8匹が、子ども達の手で田んぼに放たれました。
この田んぼで卵から孵った稚魚は、外来魚に食べられないぐらい大きく育ってから、水田魚道を通って西の湖へ帰っていきます。
権座の田んぼが西の湖の生態系を育むと同時に、魚が元気に育つ安心・安全な田んぼで育つ米「ゆりかご水田米」を権座ファンの皆様にお届けできる、という取り組みです。
稚魚を西の湖に還す日が決まったら、またお知らせします!
最後に、田舟3艘に分乗して、権座の周りを舟で回りながら、岸辺に流れ着いたゴミをみんなで拾いました。
釣り客が落としていったと思われる飲み物やカップめんの容器はもとより、西の湖に不法投棄されたものが流れ着いたと思われるテレビ、炊飯器、ラジカセなどもたくさん拾いました。
こんな美しい場所に、なんでこんなものを捨てるんでしょう…。