権座・水郷を守り育てる会ブログ

今年も、権座で親子田植え体験の事業を開催しました。今年で８年目になります。町内の子供たちや、一般応募の市内の親子さん２家族も加わり、総勢２５名の子供たちと家族関係者併せて、４０名以上の参加で、好天の五月晴れの中、田植え体験はスタートしました。



今年植えた田んぼは、先人が開墾した権座地区でも有名な田んぼです。通称「直さんの田んぼ」と言われ。白王町に住まいしていた北川直次郎さんが一人でヨシ原を開墾し、周囲に石垣を積み川底のヘドロをカキ揚げて造成したという、イワレある田んぼです。
わずか２５０平米ながら、その苦労話にはただただ頭が下がります。先人の功績は今も誉れ高き人として受け継がれています。
その、田んぼでの田植え体験が、今年もスタートしました。上は小学３年生から下は幼稚園にも行っていない３歳までの幼児も参加してくれました。




最後まで、泥んこになりながら、全員で頑張って植えてくれました。秋には、鎌で一株づつ刈り取って、天日干しのおいしいコシヒカリを食していただきます。自分の植えたお米を、自分で刈り取って、そして食べる。こんな農文化を体験することは、本当に重要です。
ご褒美と、反省会を兼ねて白王町鳰の湖会館で、女性部の皆さんが作ってくれたおにぎり定食を食しました。おいしかったです。