近江地元学研修に権座が選ばれました

2014年12月05日

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近江地元学研修に権座が選ばれました
近江地元学研修に権座が選ばれました
10月15日と10月29日の両日にかけて、平成26年度滋賀県新規採用職員の現地研修フィールドとして、権座水郷を守り育てる会を中心とした、白王町の営農活動が選ばれました。9名の今季採用された滋賀県職員の皆さんが、白王町の協力者(長老クラスから現役営農活動者まで)9名が対応させていただきました。
近江地元学研修に権座が選ばれました
白王町の生活文化から、村の成り立ちや歴史、大中の湖干拓から土地改良事業の出来事や、権座を守る運動、あらゆる角度から聞き取りが行われ、村に伝わる歳時記や祭礼やしきたりなど、多くの話し合いを通じて、むらのすべてを聞いていただきました。
また、この研修の成果を11月21日に、県庁でグループ発表会があり見学に寄せていただきました。
心に残る言葉として「白王の土地は白王の者にしか守れない」、「何にもないところへようこそ」「ロマンとそろばん」など等多くの魅力や言葉を発見していただき発表してくれました。9名のみなさんありがとう!
また、全体の講評をしていただいた滋賀県立大学の上田先生からは、こんなお褒めの言葉を頂戴しました。
「里山と里湖、そして人里という、滋賀の魅力を形成する3要素がすべて詰まった集落です。(中略)「なにもないところへようこそ」という、これほど強烈な地元への愛と誇りに満ちた言葉はありません。この言葉はまた、先祖代々工夫し時に艱難辛苦を乗り越えて築き上げて守り伝えてきたこの景観文化の本当の価値は少し関わったくらいでは味わいつくせないよ、見えてこないよ、という思いの裏返しでもあろうと思います。(中略)かつて柳田国男が「村を美しくする計画いうのはあり得ない、良い村が自然と美しくなっていくのである」という趣旨のことを書いています。白王町はまさにその見本です。」・・・上田先生!ありがとうございました。



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滋賀県近江八幡市にある西の湖には、先人から大切に引き継がれてきた農耕文化と豊かな水辺生態系が調和した、湖国の原風景と言うべき文化的景観があります。私たち「権座・水郷を守り育てる会」は、その象徴的存在である「権座(=唯一現存する、舟でしか行けない湖上の田んぼ)」での様々な取り組みを通じて、この美しい癒しの空間を次世代に引き継ぐため、平成20年10月に発足しました。
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